リ奴ログ

リ奴(@jjron_yatsu)の記録です

【s8最終121位】破壊ランドイーユイ

【構築経緯】

・新レギュレーション最初のシーズンなので、環境読みは最低限にして強みを押し付ける構築を組みたいと考えた。

・使い慣れていた破壊枠「鉢巻霊獣ランドロス」「イーユイ」を軸に、相性の良さそうなクッションと詰め駒を採用した。

・できるだけ、受けてからすぐに攻めに転じることのできるポケモンを採用した。

 

【役割】

・破壊

・クッション(多すぎ)

・詰め

 

【個体紹介】

採用順に、理由とあわせて紹介します。

 

165(4)-215(244↑)-110-×-107(52)-137(204)

・臆病眼鏡カミのムーンフォース16/17耐え

・準速サーフゴー抜き

破壊ポケモン

テラバーストはもちろんだが、「じしん」を雑に打てる相手にありえないくらい強く、物理受けをヘイラッシャに一任している構築や「ディンルー+ドヒドイデ」は有利に立ち回ることができた。

はじめは飛行テラスタルでの採用だったが、突っ張る対面を増やす+テラス圧力を考えてフェアリーになった。初手に投げて無理やり数的有利をとった後、クッションを挟んで再展開するor自身がクッションとなって後述のハバタクカミの起点を作る。

破壊力は群を抜いていたが、優秀なタイプを初ターンで変更してしまう動きは少しもったいないと感じてしまう。

 

159(228)-×-102(12)-189(132↑)-141(4)-137(132)

・準速サーフゴー抜き

・特化カイリューの+1テラス神速16/17耐え

鉢巻テラバーストを通すうえで障壁となるのがサーフゴー、ヒードランであったため、これらを後投げから削ることができる「突撃チョッキ+カタストロフィ」での採用となった。ヒードランに後投げから有利とはいえないが、ランドやカミを通すことを考えると逃がさずに削ってくれるだけで役割としては十分である。(むしろ、ドラン側から積極的に来てくれるのはありがたい)

最終日受けループに4回当たったが、「ゴーストテラス+カタストロフィ」が偉くて安定して勝つことができた。

 

131(4)-×-107(252)-167(92)-156(4)-192(156↑)

エナジー込み最速雨イダイトウ抜き

ランドロスと受け・攻めどちらも相性が良く、強い勝ち筋となるため採用。ヘイラッシャを採用していることや突破力が欲しいことを理由に「めいそう+いたみわけ」での採用になったが、ランドロスをクッションにすることで実質「あまえる+めいそう+いたみわけ」と技範囲を両立するバケモノになった。実際はパオジアン対面で悠長をすることはなかったが、対舞カイリューで余裕を持って積むことができた。「ランドロス+ハバタクカミ」の可能性を強く感じた。

 

257(252)-120-183(252↑)-×-86(4)-55

ランドロスを初手に投げる以上、どうしても重くなってしまうパオジアンの対処が課題になる。シーズン中盤は「いかく+スカーフ水ウーラオス」で対処していたが、初手投げ以外のタイミングでいかくを入れることにリスクが伴うことや、先制技のリーチが広いパオジアンを有限中耐久ポケモンに一任すると安定しないことを理由に、採用された。サーフゴーを強く誘うため、イーユイと相性がいい。

構成は、「まもる+あくび+ウェーブタックル」があればヘイラッシャ本来の役割を全うすることができるため、強力な詰め筋となる「のろい」を採用した。「じわれ」がないためサーフゴー交換の際に打つ技がないが、イーユイと組んでいるためむしろ倒さなくてよい。

終盤流行ったスタンパ(ディンカイサーフパオウーラカミ、またはその派生)の対ラッシャの動きは「①ステロディンルー+ドラテカイリュー」「②テラバカイリュー・パオジアン・ウーラオス役割集中」「③サーフゴー」がほとんどであったため、①はフェアリーテラバランドロス、②はのろい、③はイーユイで見ることができる。

アンコールのない、竜舞飛行テラバカイリューが増加したことも追い風であった。(アンコールがあっても「のろい」をアンコールさせればほぼ削られないためなんとかなる)

最終日に1戦、物理ポケモンのみの構築とマッチングした時はニヤニヤが止まらなかった。

 

252(180)-192(116↑)-137(68)-71(4)-106(140)-49(最遅)

ランドロスとタイプの相性がよく、ヘイラッシャを選出したくない時に出せるクッションとして採用した。

自身も攻め駒になれて、ランドロス+ハバタクカミと合わせたら強そう…と思っていたが、ランドロスにテラスを切ると「じしん」が一貫することや練度の問題からあまり選出に至らなかった。

 

221(252)-105-121(156↑)-105-113(100)-45(↓)

最遅バレルを持ってなくて妥協個体(最悪)

ウーラオスとハバタクカミを誤魔化せて対面操作から終盤の詰めまで活躍する最高のクッション。毒菱+対面のような構築がかなり厳しく、毒の一貫を切りたかったことから採用に至ったが、個人的に信頼を置いているためかなり選出した。胞子の一環の切れていない構築や「ディンルー+ドヒドイデ」相手に大暴れしたり、サーフゴーの選出を誘導してくれたりと、影のMVPであった。正直今回の最終日はかなり上振れ寄りであったが、特にハバタクカミのムーンフォースシャドーボールで能力ダウンを全然引かなかったところが最高だった。

 

【戦績】

この構築での戦績:16-6

8/1の4時ごろから使用開始。それまでは別ROMで試運転していました。なんと最終1200位

 

【おわりに】

自己ベストを大きく更新したことや最終日に上位で戦えたこと、本当に嬉しい&楽しかったです。

かなり早く(24〜27日)2ROM2000に乗せることができたので、高い順位から躊躇なく潜ることに慣れたことが今期の大きな収穫だと思います。

一方かなり実力不相応な順位だとも感じており、他の構築記事を読んだり、上位の方と話すと考察のレベルが遥かに違うと感じさせられます。かなり上振れ気味でしたし、ランドロスの技選択など魂の択ゲーを沢山やっていたので数字以上に最終2桁は遠いです。

シングルのランクバトルはやればやるほど本当に面白くて最高なので、今後も上を目指して頑張ります。

 

スペシャルサンクス】

・高めあえる最高の友人たち

・最終日の夜忙しい中最遅カイナを貸してくれたすーけん

マフォクシーレイド