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ゆきなだれ不意→落とし礫にしたもの:BSDLVG
【コンセプト】
環境メタと捲りを意識した対面構築
【構築経緯】
対面構築を使用していて月の光ガチグマに全敗していたため、これに強いポケモンとしてアンコールを採用したダイスカイリューから考えた。
崩しと選出誘導で強力なメテオビームキラフロルを前期から続投し、これらとの相性を考えて対面的に投げられるポケモンを採用した。
【個体詳細】
167(4)-204(252↑)-115-×-120-132(252)
・ミラー意識準速
構築の軸にして最強のポケモン。ほぼ全ての対戦に選出した。基本的に後発で出す。
アンコールが本当に偉く、先発の襷ポケモンが相手の先制技で倒された後それをアンコールして龍舞の起点にする動きが非常に強力。不利な対面でもテラス+アンコで起点にできる。
中盤以降流行していたあくびガチグマ、持久力ブリジュラス、ドヒドディンルーにかなりマウントを取ることができる。
テラスタルはアンコと合わせて起点にできる範囲の広い鋼とした。毒にならないのも偉い。
技はコンセプト上2つしか採用できないため最も広い範囲を見れるスケショ+じしんを採用した。アイヘ不採用により相手の妖テラスが少し重くなったが、サフゴ入りにも選出したかったので完結していると思っている。
環境的に、後発カミは「ミラーで不利を取らないよう最速にしておりBは振っても108(パオの不意耐え)まで」だと割り切っており、+1地震で倒せる前提のプレイングをしていた。
131(4)-×-89(108)-173(140)-156(4)-205(252↑)
・意地パオのふいうち16/17耐え
・ミラー意識最速
対面性能と起点作成を両立する神。ゴーストテラスが非常に強力で、甘えるカミがミラーに弱いことを解決していたり、はがね弱点を消すことでカイリューやブリジュラスに安定するなど、攻守両面で活躍した。ハバタクカミの対策はフェアリー耐性テラスや鋼技であることが多いため、ゴーストテラスが刺さった対戦はそのまま勝ち切ることも多くあった。
VS対面スタンでは2匹目に投げ、テラスを切って相手のカミを倒したあと裏の物理に甘えるを打って退場するという展開が多かった。
155-189(252↑)-101(4)-×-85-187(252)
持久力ブリジュラスに弱くなく、テラス圧力のある初手襷枠として採用した。キラフロルが誘う初手電磁波カミをワンパンするために氷技をゆきなだれにした。初手はほとんどカミ又はガチグマだったため問題ないかと思いきや後発カイリューに気まずい思いをした。(追記:初手カミは削れさえすれば後続で対処できるためつらら+つぶて推奨)
硬いラオス以外には充分な仕事ができ、硬いラオスは遅いため死に出しカイリューのアンコで起点にできるため、初手役としてベストな選択ができたと思う。
特にオオニューラ始動の構築には積極的に選出し、躊躇わず初手からテラスを切って展開させないことを意識していた。
スカーフラオスが減っており通りが良かった。
181(204)-189(252↑)-104-×-116-137(52)
・準速サフゴ抜き
ディンカイサーフやハッサム入り、ゴリラ+ブリジュラスを破壊するために採用。積極的にテラスを切って少しでも負荷を与え、VSサイクル構築を無理やり対面的な試合にする。
頑丈ブリジュラスに一方的に弱いため選出率は低め。採用コンセプトから火力を削りたくないが、元の耐久がギリギリで素早さも遅いため扱いが難しかった。
177(12)-177(212)-129(68)-×-81(4)-158(212)
・最速90族(コノヨザル)+2
・一致イカサマをみがわりが16/17耐え
グライオン系、持久力ブリジュラス軸(水ポン、ランドと組んでいるやつ)へのメタとして採用。もちものはグライに守られないためのきのみで確定。対受けループはこのポケモンとキラフロルで見る予定だったが有名な方のグライオンと同速だったため、元々最速コノヨ+1で使用していたがsを1伸ばした。技選択が難しい。
185(212)-×-110-200(252↑)-101-112(44)
・無振りランド抜き←s振りチョッキランドに何度も泣いたけど耐久もギリギリなので難しい
選出誘導&破壊枠。今期は選出する構築を限定したが、強かった。選出した構築は主に以下の4タイプで、HDランド軸には初手から投げて削り&毒菱撒き、ママンボウ系には後投げで毒菱撒き、キョジやドヒドには後投げから破壊、トリルガチグマ系にはステロの解除を行った。
やれることが多く、使っていて楽しい。
メテビフロルについては前期の記事でも語っています
https://jjron-yatsu.hatenablog.com/entry/2024/02/01/133504
【選出】
基本選出 パオ→カミ+カイリュー
ランド フロル→カミ+カイリュー
キョジ、ドヒド パオ→フロル+カイリュー
ママンボウ ウーラ→パオ+フロル
ディンルー入り ポン→カミ+ウーラ
選出率は カイリュー>カミ>パオ=フロル>ポン>ウーラ
【きつい構築】
・速いチョッキランドロス
フロルのワンパンからゲームが始まるため厳しい。相手のランドバックに甘えるや痛み分けを合わせたり、カイリューのアンコで頑張ったりしたが、かなり不利。
・ディンルー入り
初手にオーガポンを投げたいがパオ、イーユイを合わされるときつい
・ヘイラッシャ
フロルでどれだけ荒らせるかにかかっているが、想定外のテラスタルや素早さによって簡単に処理され、結果ラッシャで詰む展開は多かった。
・硬い岩封炎ポン
処理ルートが少なく、岩封によるs操作でカイリューを強く動かせない。
【結果】
サブが溶けたので最終日は保存した
最高2122 最終日は全部このロムで対戦した
【おわりに】
使っていて楽しい自分好みの並びを作ることができ、非常に楽しかった。
環境序盤〜中盤に流行った構築へのメタを強く意識した結果、27日ごろまではeasy win を量産しかなり高い勝率を出すことができたが、その後振るわなかった。
プレイングや柔軟性を磨いて最終日も勝てるようになりたい